妊娠中の旅行。のんびりマタ旅のすすめ。

最近、妊婦界では、“マタニティ旅行”略して“マタ旅”という言葉がよく聞かれるようになりましたが、たくさんの旅行会社や、ホテル、旅館が、出産を控えた夫婦をターゲットとした『マタニティプラン』なるサービスを、たくさん打ち出しているのです。

例えば、

「露天風呂付きのお部屋をご用意!」

「マタニティエステ付き!」

「マタニティ用お祝いメニュー!」

「マタニティパジャマのプレゼント!」などなど、

本当に色々なプランがあって、見ているだけでもワクワクしてきます!

中には、「妊娠中に遠出なんてありえない!」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

「ダンナさんと二人で過ごせるわずかな時間を楽しみたい!」

とも思うのも正直な気持ちです。

私もそうだったのですが、今まで働いていた女性からしてみると、

妊娠して仕事を休んだり退職したりすることで、

ようやく手に入った自由な時間なわけです!

しかも、これからの子育てのことを考えると、

子供が大きくなるまで自由な時間がなくなってしまう~!

と思ってしまうのです。

ダンナさんと二人っきりで過ごせるのも後わずか。

次に二人で旅行できるのは20年先か~なんて、思うと

「今出かけなくて、いつ出かけるの?!」と思ってしまうのです。

そこで、妊婦さんにこそおススメの、優しい温泉旅館の紹介です!

◆新潟県 五頭(ごず)温泉郷 村杉温泉《角屋旅館》

http://kadoyasan.com/

http://www.youtube.com/watch?v=daJK2JlBS7Q

1200年前空海が開いた神秘の古湯といわれる温泉郷にある、

築百年の小民家旅館でわずか十室だけの落ち着いた宿です。

玄関に囲炉裏があって、昔の日本にタイムスリップしたような雰囲気です。

温泉は、昔から「子宝・安産の湯」ともよばれるラジウム温泉。

しかも、四つのお風呂(露天もあります!)が用意されていて、

どれも貸切で利用できるのです。

貸切だからご主人と一緒にはいってくつろげます。

そして、お食事は自家栽培のお米やお野菜(野菜はその日に収穫されたものです!)、

新潟港でその日に水揚げされた新鮮な地魚で、

妊婦さん向けのやさしいお料理を出してくださいます。

さらに、お部屋には妊婦さんが楽に過ごせる

くつろぎ椅子と抱き枕が準備されています。

この抱き枕はとっても嬉しいポイントです!

お腹が大きくなると、抱き枕なしではしんどいですよね。

私も8ヶ月で旅行をした時には、

自前の抱き枕をもっていって大変でした。

それから、マタニティ整体もうけられます。

多くのマッサージ店では妊婦の利用は断られるので、

とてもよいリフレッシュになります。

また、近くには安産祈願で名高い高徳寺羽黒優婆尊、

通称、“ウバ様”があって、旅のよい思い出になるでしょう。

安定した時期に、ぜひ二人の思い出を!

しかし、無理な旅行は控えてくださいね!

アクティブな妊婦さんの中には海外旅行に出かける人もいるようですが、

移動も食事も体に負担になりますからなかなか心配です。

特に、妊娠後期の飛行機移動は注意が必要で、

9ヶ月以降は搭乗制限がある場合もあるので要注意です。

また、旅に出かける期間は胎盤が完成しツワリも治まってくる

妊娠16週頃~27週頃で経過順調な場合にして下さい。

万が一、旅先で体調が悪くなったり、

緊急出産なんてことにならないように、

必ず産科の先生に相談の上出かけましょう。

母子手帳・保険証・かかりつけの産科の診察券の携帯も必須です。

お腹の赤ちゃんも一緒な旅行と考えて、

スローに快適に、素敵な時間を満喫して下さい!

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