誘拐婚とは?木との結婚、キスパーティ?世界の面白い結婚の風習。

 

先日、世界まる見えというテレビ番組で取り上げられ、はじめて誘拐婚の存在を知った方も多いかと思います。

名前を聞いただけでも、ゾッとするイメージがある「誘拐婚」ですが、いったいどんなものなのでしょう?



 

<誘拐婚とは?>

 

調べてみると、いくつかのパターンがあるようです。

 

一つは、日本でいう「駆け落ち」みたいなもので、

親に反対されたカップルが、結婚する為に相手の女性を連れ去るのですが、

これは、まだ理解ができます。

 

今の時代にいい大人が、親の意見に従って結婚できないのも時代遅れです。

 

しかし、とんでもないのが、文字通り好みの女性を誘拐して

軟禁するパターンで、日本では完全な犯罪です。

 

わかりやすく説明すると、自分が惚れた女性がいたとします。

 

いわゆる片思いです。我々の常識からすれば、告白することや、

自分の方に目を向けてもらうように様々な努力をします。

 

結果として、失恋で終わることもしばしばありますが、

恋愛はその時点で終了です。

 

また、新たな恋を探すでしょう。

 

しかし、「誘拐婚」は、惚れた女性を友人たちと

結託して奪い去ってしまうのです。

 

もちろん、そこには相手の意思なんて存在しません。

大概は、男性の親戚の家に軟禁されるそうです。

 

当然、女性側は捜索しますよね。

探すのは、女性の親戚が行い、返すように交渉するらしいです。

 

しかし、誘拐されてから一晩が経過すると、時効みたいな感じになり、

女性の母親にすら結婚を促されてしまうのです。恐ろしいですね。

 

キルギスやカザフスタンなどで行われた風習です。

 

現在は国の法律で禁止されていますが、農村部などでは未だに残っているようです。

 

<日本での風習>

 

日本にも、似たようなもので「おっとい嫁じょ」という風習があったようです。

 

こちらは、ある意味、キルギスなどよりひどい話で、

結婚に同意しない女性を、結婚させるために無理やり強姦してしまう所業です。

 

まさに「下衆の極み」ですね。

 

昭和34年に事件となり、世に知らしめられました。

 

当然、有罪ですが、考えられないのは、男性を無罪にするために

署名を集めていたことや弁護人が無罪を主張していたことなど言語道断です。

 

<世界の面白い結婚の風習>

 

その他、世界にある結婚にまつわる独特な風習として、

 

・「インドで行う木との結婚」

これは、昔、兄弟で弟が先に結婚してはいけない掟があり、

便宜上、兄が木と結婚することで弟も結婚できるのが概要です。

木でなくてもいい気が、、、、?

 

・「新婚三日三晩はトイレにいけないマレーシアのティドン族」

 

これはもし用を足してしまうと、悪運が訪れるという厳しい掟です。

 

悪運とは、夫婦の危機や、不妊、子供の病死などで、洒落にもなりません。

 

・「スウェーデンのキスパーティ」

新郎新婦の元カレ、元カノを招待し行われるパーティで、

新郎新婦のどちらかが席を外すと、一斉にキスされてしまう催しです。

いくらパーティーとはいえ、新婚早々離婚の原因にもなりそうな。。。

 

やはり、相手に惚れさせるような男にならないとだめですね。

「略奪婚」はある意味、動物の求愛行動よりひどいです。

 

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