紫外線とは?3つの種類と有害性。
紫外線対策は、もっと日差しが強くなってから、と思ってらっしゃる方!要注意です!
5月にもなると、結構な量の紫外線が降り注いでいます。
紫外線は太陽光線の一部なので、太陽高度が高いほどその強さは増します。
月別にみると、7月をピークとして、5~9月頃が特に多い時期となります。
また、一日で考えると、
14時をピークとして、10~16時に紫外線が多い時間帯となります。
紫外線はお肌だけではなく、
目への悪影響や、ガンの発生も引き起こします。
夏場だけだと油断せず、毎日の紫外線対策が必要です。
まずは、紫外線のことを知って、しっかり対策をたてましょう!
◆紫外線の種類と有害性
紫外線には実は3種類あって、性質や、人体にもたらす影響も異なります。
*UV-A “いつもいるシミ、シワ、お肌の大敵”
私たちが普段浴びている紫外線のほとんどがUV-Aです。
急激な作用はありませんが、雨や曇りでも、
また、日のあたりのいい室内でも降り注ぎます。
また、光の波長が長く肌の奥の真皮まで届き、
コラーゲンなどを破壊し、シワやタルミを引き起こします。
これが、いわゆる「光老化」といわれるもので、老化の主な原因です。
また、肌が黒くなる日焼け(サンタン)を起こし、シミの原因にもなります。
*UV-B “有害性が高い、要注意な紫外線”
ほとんどがオゾン層や雲で遮断され、降り注ぐ量は少ないですが、
UV-Aの100~1000倍有害といわれています。
光の波長が短く、お肌の表皮までしか届きませんが、
エネルギーが強く、シミ、そばかす、
更に、皮膚ガン、白内障などの原因となります。
肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を起こします。
直射日光をさけることで、ある程度防ぐことができます。
最近は、オゾン層の破壊で降り注ぐ量が増えている、と注意されています。
*UV-C “遠くない将来に対策が必要かも?最も有害な紫外線”
今のところ、オゾン層で守られ、地表には到達していませんが
、破壊性が最も強いものです。
オゾン層の破壊が進行すると、とてつもない脅威になります。
◆紫外線の良い効果
ビタミンDを生成することで、カルシウムの吸収をあげてくれたり、
大腸ガンや糖尿病のリスクを軽減したりという効能がありますが、
一日に数分、太陽の日差しにあたれば事足ります。
紫外線量の多い昼間はさけて、朝の日光を少し浴びれば十分です。
紫外線は、子供の頃から自分が思っているよりも
大量に浴びてきています。
ちょっとそこまでだから、と油断せず、
日焼け止め、帽子、日傘、UVカットメガネなどで、
紫外線から身を守りましょう。
もちろん、女性だけでなく男性も、
そして、お子さんもしっかり紫外線対策を行うことが大切です!
(詳しい紫外線対策は次回ご紹介します。)