偏頭痛の対処法にはコーヒーが有効!その理由とは?

偏頭痛に悩まされている人は約840万人以上もいるそうです。

辛い症状を少しでも軽くするために皆さんいろんな方法を試されているようですが、

偏頭痛の対処法として意外にコーヒーが効果的であることがわかってきました。

では、なぜコーヒーが偏頭痛に効果的なのでしょうか。


なぜ偏頭痛にコーヒーなの?

コーヒー、紅茶、日本茶などにはカフェインが含まれていますが、

このカフェインには様々な作用があります。

その作用のひとつに脳の血管への作用というものがあります。

 

偏頭痛は血管が拡張することにより起こります。

カフェインには、脳の血管を収縮させる働きがありますから、

その作用によって偏頭痛の痛みが和らぐのです。

 

しかしいくらコーヒーが良いとわかっても、

コーヒーの苦手な人は実践するのが難しいですね。

 

そんな人は同じくカフェインを含む緑茶、煎茶、紅茶、

抹茶、ウーロン茶、ココアなどを飲んでもいいでしょう。

 

どれくらいの量を飲んだらいいの?

 

コーヒーに含まれるカフェインはインスタントで30~120mg、

レギュラーで40~180mgです。

1日のカフェイン摂取量は500mgが適当といわれています。

 

個人差もありますので一概には言えないのですが、

偏頭痛のある人はコーヒーを1日1~2杯程度に抑えたほうがいいようです。

 

ちなみに、コーヒーに含まれるカフェインは

偏頭痛が出たときに摂取するといいそうです。

 

普段はコーヒーを控えていて偏頭痛が起きたら飲む。

ただし飲みすぎは禁物です!

 

コーヒーを飲みすぎるとどうなる?

コーヒーが偏頭痛に良いからといって飲みすぎると、

今度はカフェインの過剰摂取状態に陥ってしまいます。

 

先ほども書きましたがカフェインの摂取量は1日500mgが適当です。

 

1日に何杯もコーヒーを飲んでカフェイン過剰摂取状態になっている人の体内から

カフェインが切れたり減少したりすると、

それまで収縮していた血管が一気に拡張して偏頭痛を起こすことがあります。

 

コーヒーは飲むと偏頭痛に良いけれど、飲みすぎると良くない。

まさに諸刃の剣、毒にも薬にもなるといったところですね。

 

おいしいコーヒーの入れ方 ハンドドリップ しげつぐ珈琲 – YouTube

 

偏頭痛に効果のある食べ物

偏頭痛は血管が拡張することによって引き起こされるので、

血管を収縮させる食べ物に効果があります。

 

血管を収縮させる成分には「ビタミンB2」「マグネシウム」などがあり、

これらの成分を多く含む食材には

 

<ビタミンB2>

レバー、ヨーグルト、牛乳、干し椎茸、うなぎ、納豆、豚肉など

 

<マグネシウム>

ひじき、ほうれん草、納豆、牡蠣、アーモンド、黒豆など

 

これらの食材に加えて、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEを含む食材を

積極的に摂ることもおすすめです。

 

・ビタミンC 赤ピーマン、黄ピーマン、レモン、パセリなど

・ビタミンA レバー、紫蘇、うなぎなど

・ビタミンE モロヘイヤ、大根、かぼちゃなど

 

また、血管を拡張させる食材は偏頭痛の人はなるべく避けた方がいいでしょう。

血管を拡張させる成分には「ポリフェノール」「チラミン」「アスパラギン」などがあり、

これらの成分を含む食材には次のような食材があります。

 

<ポリフェノール>

チーズ、赤ワイン、チョコレート、大豆、ブルーベリーなど

 

<チラミン>

赤ワイン、チョコレート、ココア、漬物など

 

<アスパラギン>

アスパラガスのほか、豆類やさとうきび、牛肉など

 

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