世界自閉症啓発デー。東京タワーの青色の意味と意外と多い自閉症の有名人。

4月2日は世界自閉症啓発デー。

この日は東京タワーをはじめ、ニューヨークのエンパイアステートビルなど世界約82カ国、約5,000の施設でブルーのライトアップが行われました。



厚生労働省によると青は自閉症の子どもたちがもっとも好む色とされており、また青い光に「癒し」や「希望」の意味を込めて自閉症への理解を広げる目的でこのライトアップは行われています。

 

自閉症とは?

 

自閉症は対人関係やコミュニケーションを取ることが難しかったり

苦手であるという特徴を持っています。

重い障害のように考えられがちですが、

比較的症状の軽いアスペルガー症候群や

非定型自閉症も合わせると、およそ100人に1人がこの障害に該当すると言われ、

けして珍しい障害ではありません。

私の知っている方にも語学への強い関心と集中力で海外の大学へ留学された方がいます。

 

自閉症の有名人とは?

 

自閉症の有名人というと

ベートーベン/レオナルドダヴィンチ/ゴッホ/

アインシュタイン/エジソン/織田信長/坂本龍馬と、

いずれも多くの方がその名前を聞いたことがあるでしょう。

これらの著名人たちは自分が得意な分野を見つけ、

各分野でそれぞれすばらしい才能を発揮しています。

 

自閉症の原因、治療法は?

 

現代の医学では自閉症の原因はまだ解明されておらず、

根本的に治療することは残念ながら不可能とされています。

脳の発達の障害である自閉症はぱっと見ただけではわからないことも多く、

自閉症の子どもを持つお父さん・お母さんは周囲から

「育て方が悪い」と誤解されたり、

自閉症やアスペルガー症候群に悩むご本人も

「性格の問題」だと理解が得られないことがあります。

 

自閉症の子どもに必要なものはそれぞれの発達のペースに応じた

療育や教育的な対応。

また、大人になってから障害がわかった方も

信頼できる専門家からアドバイスを受けたり、

同じ障害で悩む方々と交流を持つことで精神的な負担が軽くなる場合もあります。

 

 

自閉症の方が対人関係やコミュニケーションの面で苦労することが多い理由は、

会話が苦手なことが原因となっている場合があります。

あいまいな表現は避け、短い表現で話すことや、

写真や絵を添えて説明することでコミュニケーションが

スムーズになるそうです。

 

このようなコミュニケーションのコツは日常の仕事などでも活かせるものです。

自閉症を知ることは私たちの普段の生活にも気づきを与えてくれます。

 

 

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