らっきょうの旬の時期はいつ?効能は?漬け方を動画で徹底解説!
古来から「畑の薬」といわれ重宝されてきた「らっきょう」ですが、
皆さん、らっきょうの旬はご存知でしょうか?
すでに漬かっているらっきょうを購入してしまいがちですが、
実は、らっきょうの旬は6~7月なのです。
この頃になると、生のらっきょうがスーパーなどで見かけられますのでこの機会に、自家製の酢漬けらっきょうを作ってみてはいかがでしょうか?
こちらでは、らっきょうの栄養と効能、作り方についてご紹介します。
◆らっきょうの栄養と効能
らっきょうの主な栄養は「硫化アリル」です。
硫化アリルは、らっきょう特有の匂いのもとになっているもので、
強い殺菌作用や、血液をサラサラにする作用、整調作用があります。
また、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあるので、
疲労回復や夏バテ防止、筋肉痛や腰痛にも効果的です。
ビタミンB1を多く含む豚肉やウナギなどと食べるのがベストです。
また、らっきょうの酢漬けは酢の作用で、
血液浄化、疲労回復の効果が高まるので、最適な食べ方と言えます。
他にも、保温効果あり、血液循環の効果とあいまって、
冷え性や生理痛、神経痛、などにも効き、また、利尿作用、発汗作用もあると言われています。
これだけの効能があるということで、「畑の薬」と呼ばれていることも頷けますね!
◆らっきょうの作り方
《材料》らっきょう1kg/塩20g/らっきょう酢
(らっきょうは、土のついているものが良いです。
また、芽がのびておらず、ふっくらとして、傷のないものを選びましょう。)
①根と茎を取り除きます。
②もみこむように水洗いをし、らっきょうを傷つけないように皮をとります。
③水を切り、塩をまぶして30分程度おきます。
④水洗いをし、水切りをしたらっきょうを、沸騰した鍋に、ザルごと10秒間いれます。
⑤湯切りをし、煮沸消毒した容器の中にいれ、らっきょうが漬かるように、
らっきょう酢を入れます(お好みで鷹の爪をいれてもOKです)
1ヶ月ほど漬ければ食べ頃になります。1年以内に食べきるのが良いです。
これから暑くなってくる時期です。
疲労回復、夏バテ防止に効果があるだけでなく、発汗作用もあるらっきょうは、
熱中症対策にもなる夏に欠かせない食べ物といえます。
今年の夏は、自家製らっきょうで、暑さに負けずに過ごしましょう!