みずがめ座η(イータ)流星群2013。見える方角は?観測できる時間・ピークは?
今年のゴールデンウィークの予定はお決まりでしょうか?
どこかに出かけるという人も、どこにも行く予定がないという人も、ゴールデンウィーク最後の夜は、流れ星を見て過ごしませんか?
毎年、ゴールデンウィーク頃に見られる「みずがめ座η(イータ)流星群」。
今年は、5日から6日にかけての深夜から朝にかけて観測できると言われていますが、
一体、みずがめ座η流星群とは何なのでしょう?そして、いつ、どこで見られるのでしょうか?
◆みずがめ座η(イータ)流星群とは?
まず、「流星」とは、宇宙の小さな塵が地球の大気に
飛び込んだ時に発光する現象です。
そして、この流星が一群になって現れるものを「流星群」と言います。
流星群は、大体、ある一点を中心に流れるので、
その中心近くにある星座の名前を用いて「○○座流星群」と呼ばれます。
つまり、みずがめ座流星群は、
みずがめ座を中心として現れる流星群のことなのです。
ちなみに、みずがめ座η(イータ)流星群は、
ハレー彗星から放出された塵が発光して現れています。
ただ、みずがめ座流星群は7月頃に見られるものもあり、
それぞれの中心点近くの恒星の名前
「η(イータ):ギリシャ語アルファベットの第7番目」
「δ(デルタ):ギリシャ語のアルファベットの第4番目」
をつけて区別されています。
◆みずがめ座η(イータ)流星群はいつ、どの方角に現れる?
みずがめ座η(イータ)流星群の活動は4月19日~5月28日ですが、
活動のピークは5月6日午前10時頃です。
そして、日本での観測ポイントは、
5~6日にかけての深夜2時~3時半のわずかな時間、
東の方角です。
多ければ1時間に約15程の流星が観測されると言われますが、
今年は、どれくらい観測できるでしょうか。
ちなみに今年2013年の観測条件は今のところ良好です。
ほぼ同時刻に出てくる月も三日月なので
月明かりを気にせず観測できるそうです。
ここ数年はなかなかの好条件で観測できていますが、
2014年、2015年は、月齢や活動ピーク時間などで、
観測条件はあまりよくない様子です。
ぜひ、今年に観測しておきましょう!
◆スマホアプリで流れ星を見よう!
とはいえ、東の方角といわれても、
どのあたりに見えるか分からないという方は、
お手持ちのスマートフォンを活用してみてください。
「コンパス」アプリで方角を割り出すもよし、
「星座」アプリで、スマホを夜空にかざして「みずがめ座」を見つけてみるもよしです。
《アンドロイド》
「コンパスアプリ」(無料)https://play.google.com/store/apps/details?id=com.apksoftware.compass
「グーグルスカイマップ」(無料)
スマートフォンを星空に傾けると、天体を表示してくれます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.stardroid
《iPhone》
「コンパス」は標準アプリで、最初から入っています。「スターウォーク」(250円)
空にかざすと星座が分かるだけでなく、探したい星座を検索することもできます。
https://itunes.apple.com/jp/app/id295430577?mt=8