胃カメラの費用はいくら?検査前日の食事の時間と注意すべきポイントは?
あなたは胃カメラを受けたことはありますか?
胃カメラとは、内視鏡検査とも呼ばれ、
胃がんなどの病気の早期発見のために有効な検査と言われています。
今回は胃カメラの仕組みや検査の費用、
検査前日の食事の時間や注意点について説明していきます。
・胃カメラってどんな仕組み?
胃カメラの正式名称は「上部消化管内視鏡検査」というものです。
内視鏡という小型カメラを口もしくは鼻腔から挿入し、
食道・胃・十二指腸などを順に観察していくものです。
カメラで映した胃の内部の表面などがモニタに映し出されます。
・何がわかるの?
胃カメラでは、胃や十二指腸などの内部の粘膜の表面ギリギリまで近づけて
撮影することができます。
そのため胃潰瘍や胃炎などの疾患の他に、
胃がんなどを早期に発見することもできます。
またその際、生体と呼ばれる粘膜のあれた部分を一部採取し、
さらに詳しく顕微鏡などで調べることで癌かどうかを
調べるという検査をすることもあります。
・胃カメラ費用はどれくらいかかるの?
胃カメラの検査費用は検査の内容によって変わってきます。
詳しい料金設定は受診する各医療機関に問い合わせた方が確実ですが、
一般的な目安としては
・胃カメラ検査のみの場合は3000円~4000円程度
・胃カメラ検査+生検 の場合は 8000~12000円程度
・胃カメラ検査+内視鏡治療の場合は 12000円~16000円程度
と考えて良いと思います。
・前日、当日注意すべきことは?
胃カメラの検査前日は、夜21時以降は飲食禁止です。
当日検査時に胃の中に空に近づけて観察しやすくするためです。
また嘔吐の防止などの意味合いもあります。
21時までなら食事が摂れますのでしっかりと食べておきましょう!
当日は検査が終わるまではいっさい食事を摂ることができません。
検査が終了したら空っぽの胃に刺激を与えないような
消化のよいものを取りましょう。
また検査時は咽頭麻酔や鎮痛剤の投与などがあります。
麻酔や鎮痛剤の量や強さは病院や検査内容、
個人の体調などにより変わってくるかもしれませんが、
麻酔が重く検査後も残っている可能性などを考慮し、
公共の交通手段を利用した方が良いでしょう。
胃カメラというとカメラを体の中に入れるということで
なんだか怖いイメージがありますが、がんの早期発見には
必要な検査ですので、定期的に受けることをおすすめします。