大人の鼻血の原因と止め方。かかとの止血点を押す方法が効果的!

子供は鼻血が出ることが多いですが、大人になってからの鼻血は危険だとか何かの病気の予兆だとかよく聞きますよね。

では実際、大人の鼻血はどうなのか?

原因や可能性のある病気、対処法などについて調べてみました。


・鼻血が出る原因

 

鼻血の原因として考えられるのは、

鼻の入口の粘膜の血管が傷ついて出血が起こるというものです。

 

子供は粘膜が弱いため鼻血が出やすいのですが、

実は血管がもろくなる中高年にもこのような症状は多く見られます。

 

また大人になってからの鼻血の場合は、

白血病などの粘膜の傷以外の疾患が原因の出血も考えられます。

 

・鼻血が出やすい人はどんな人

 

上記にあげた中高年で血管がもろくなってきている人のほか、

体質的に鼻血が出やすい体質の人や、もともと粘膜が弱い人などは

くしゃみなどの刺激だけでも出てしまうことがあります。

 

・子供の鼻血との違いは?

 

子供に比べて大人の血管は太く

また鼻の奥には太い動脈が通っているため、

ひとたび粘膜が傷つき鼻血が出ると大量出血になりがちです。

 

しかし純粋に粘膜に傷が付いたことによる鼻血であれば、

さほど心配はないでしょう。

 

・大きな病気に発展することは?前兆は?

 

鼻も触っておらず、傷もついていない、

鼻炎などの炎症で荒れたりもしていない、

見た目に何も原因と思われることがないのに頻繁に鼻血が出て

ずっと止まらないというような場合には、

白血病などで血小板が減少して血が止まりにくくなっている恐れがあります。

 

そのような場合には、

・歯茎などの他部位からも出血があったり

・身に覚えのないアザなどがたくさんできる

などの症状も見られますので、

こういった症状がある方は診断を受けた方が良いでしょう。

 

また肝機能が低下している場合なども、血が止まりにくくなります。

 

・いい対処法、ダメな対処法

 

一般的に言われている、上を向いて首の後ろをトントン叩く方法ですが、

これはやってはいけない対処法です。

 

鼻血を飲み込んでしまい吐き気や嘔吐を催したり、

器官につまってむせたりします。

 

正しい対処法としては、

前かがみになったりうつむいたりして顔を下に向け、

両側の鼻翼(小鼻の上の部分の骨の部分)を強く指で挟んで

15分ほどそのまま抑え続けるという方法です。

 

また、かかとには止血点という血を止めるポイントがあるため、

鼻血が出ている側の足のかかとに刺激を与えることで止めるという方法もあるそうです↓

 



 

これらの方法でも止血できない場合は速やかに耳鼻科を受診した方がいいでしょう。

 

・予防方法について

 

鼻の粘膜を強くするために、各種ビタミンを多く含んだ食べ物を取りましょう。

 

納豆、パセリ、小松菜、レモン、ブロッコリー、キウイ、

グレープフルーツ、ししゃも、チーズ、ほうれん草、にんじん

などです。

 

ビタミンCは免疫力を高め

ビタミンKは血液凝固成分をコントロールしています。

 

またストレスや寝不足による自律神経失調症などで

鼻血が出やすくなったりもしますので、

睡眠はしっかりと取り、リラクゼーションなどでストレスをためすぎないようにしましょう。

 

日々の心がけが大切ですね!

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