一石何鳥?いいコトづくしのマタニティスポーツ!
妊娠中だからといって、じっと安静に!ということではありません。安産を目指すためにも適度な運動が大事です。
妊娠16週頃になると、胎盤が完成し安定期に入ります。
安定期に入ると流産の恐れも少なくなりツワリも治まってくるので、
経過の順調な妊婦さんはぜひとも適度な運動を始めましょう!
ちょうど体調も良くなって食欲が出てくる時期。
気をつけないと体重がどんどん増えますし、
お腹が大きくなってくると多くの妊婦さんが便秘に悩まされます。
それから、むくみ、腰痛、こむら返りと、
マイナートラブル続出ですから、妊婦に運動は欠かせないのです!
マタニティスポーツってどんなものがいいの?
妊婦さんによく推奨されている運動は、
ウォーキング、ヨガ、エアロビクス、スイミングなどの、
ゆったり系有酸素運動です。
最近では、巷の産婦人科や地域の文化センターで
マタニティヨガやマタニティビクス教室が開催されていることも多く、
通いやすいのではないかと思います。
産婦人科での教室であれば万が一の時も安心ですし、
何より、同じ境遇の妊婦さんたちといい情報交換の場になります。
妊娠は経験した者でないと分からないものです。
《妊婦あるある》な話題に花を咲かせるのも気分転換になります。
マタニティスイミングは、スイミングスクールやスポーツジムなどで開かれていますが、
開講している施設を探しづらかったり、
スイミング経験のない人はなかなか足がむかなかったり、
ちょっぴりハードルが高いかもしれません。
そうすると、一番てっとりばやいのはやっぱりウォーキングです。
何の準備もいりませんし、日々の買い物や散歩の延長でできちゃいます。
専門的なことをいうと、運動前後にストレッチをして体をほぐす事と、
20~30分以上続けて行う事が大切なのだそうです。
脂肪を燃焼するためには継続的な運動が必要とのことなのですが、
妊婦にとっては脂肪燃焼だけでなく、赤ちゃんに酸素をとりこんで
エネルギーに換える力を高めてくれる効果もあるのだそうです。
妊娠中の私もストレッチ&ウォーキングは、ほぼ日課にしています。
土日にはお休みのダンナさんも引っ張り出して町をうろうろ。
今まで行ったことのなかったスポットにいったり、
赤ちゃんが大きくなってから遊べるような公園を探しにいったり、
電車で隣町までいってブラブラ散策してみたり、
レジャー気分で便秘も解消、腰痛もマシになりました。
ついでにダンナさんの運動不足まで解消です。
お金もかからず体も心も豊かになれて、
一石何鳥か分からないくらい、いいことづくしです。
とはいえ、体調の悪い時や、お腹のはる時は無理は禁物!
産婦人科の先生と相談して、快適なマタニティスポーツを楽しんでください!