春キャベツの旬はいつ?気になる普通のキャベツとの違いとおすすめレシピ。
普通のキャベツは一年中出回っています。巻きがかたく平べったいものが冬キャベツ。
加熱しても煮崩れしにくく煮物などに向いています。これに対して春キャベツは今の時期だけ出回るキャベツで、新キャベツとも呼ばれます。
巻きがゆるく芯まで柔らかいのが特徴で、
水分を多く含んでいて甘みも強いので生食に向いています。
旬は3月~5月です。
春キャベツの産地は東日本だと千葉県や神奈川県、
西日本だと九州などで栽培されています。
旬の春キャベツは1玉買いがオススメです!
旬の野菜は栄養価が高く値段もお手頃。春キャベツもぜひ1玉丸ごと購入したいところです。
保存方法は丸ごとの場合は、新聞紙に包んで冷暗所で保存するか、
ラップに包まれている場合は外してポリ袋や野菜保存袋に入れて冷凍庫へ。
この時に芯をくり抜き水で濡らしたペーパータオルを詰めておくと長持ちします。
切ったものはラップで包んで冷蔵庫へ。
キャベツは淡色野菜だけれど・・・。
淡い色のキャベツはカボチャなどの緑黄色野菜より
栄養面で劣っていると思い込んでいませんか?
生の春キャベツ100g(中ぐらいの葉2枚分)に含まれる
ビタミンCは44mgで、これはレモン1/2個とほぼ同じ。
成人が1日に必要とするビタミンCの約90%が摂取できます。
もうひとつ注目したい栄養素がビタミンUです。
胃壁を守り、肝機能アップや活性酸素の除去に有効とされ、
胃薬の主成分にもなっています。
春キャベツのおいしい食べ方は?
春キャベツの外側の葉はサラダなどがオススメで
生のままちぎってお好みのドレッシングで、
あるいはさっと熱を通す程度にしていただくと、
春キャベツ特有の甘みと歯ごたえが楽しめます。
他には浅漬けや油で炒めてもおいしく食べられます。
ロールキャベツのような煮込み料理は水分を多く含んだ葉が
ぺたっとしてしまうため、あまり適していません。
簡単に出来るのは春キャベツの浅漬けです。
1/4~1/8玉くらいのキャベツをざく切りにし、
縦半分に切ってから斜め薄切りにしたきゅうりと合わせ塩もみ、
水に入れて塩気を抜いてしぼったら、あとは器に盛って出来上がりです。
お好みでポン酢をかけたり、赤や黄のパプリカを加えれば色合いも華やかに。
パスタも旬のキャベツを使えば彩りも春らしくなります。
火が通りやすい春キャベツとベーコンは相性もぴったり。
同じ材料にコンソメを加えてスープにするのもいいですね。