新玉ねぎの旬の時期は?普通の玉ねぎとの違いと、オススメレシピ!
新玉ねぎの美味しい季節がやってきましたね。
玉ねぎは、英語でオニオン(onion)ですが、ラテン語のunio(真珠)という言葉に由来するといわれています。
玉ねぎが日本で広まったのは明治時代以降ですが、
エジプトやヨーロッパでは古来から重宝され、
真珠のように神秘的なパワーをもつと思われていたのです。
そして、このパワーは新玉ねぎからこそ、得られるのです!
新玉ねぎとは?
玉ねぎは、
秋に種を蒔いて5~9月頃に出荷されるものと、
春に種を蒔いて9~4月に出荷されるものとがありますが、
日本で栽培されている玉ねぎのほとんどが春収穫で、
乾燥、保存されたものが一年を通じて店頭で販売されています。
そして、5月頃に出回る収穫したての玉ねぎが、いわゆる、新玉ねぎです。
新玉ねぎの特徴、保存方法
収穫後、乾燥されずにすぐ出荷されるので、
水分が多くて柔らかく、甘味が強いのが特徴です。
サラダなど生で食べるのがおススメで、
逆に、煮込みには向いていません。
また、通常の玉ねぎはネットにいれて日陰で風干ししておくと、
長持ちさせることができますが、
新玉ねぎの場合は水分が多くて悼みやすく、長持ちはしません。
冷蔵庫で保管し、早目に使い切ってしまいましょう。
血液サラサラ!玉ねぎの嬉しい栄養素。
玉ねぎの栄養素として特徴的なのは「硫化アリル」です。
辛味成分で、切った時に涙が出るのもこの成分のためですが、
硫化アリルは、血液をサラサラにし、
高血圧、糖尿病、動脈硬化、脳血栓、脳梗塞などを予防してくれます。
また、疲労回復、精神安定、食欲増進にもつながります。
ただ、この硫化アリルは過熱したり、
水にさらしすぎると失われてしまいますので、
新玉ねぎのこの時期に生で頂いて、ぜひ摂取したい栄養素です。
お勧めレシピ
そんな新玉ねぎをおいしく頂くためのレシピをご紹介します。
◆新玉ねぎシンプルサラダ◆
①新玉ねぎをスライスします。(簡単な水洗いでOKです。)
②水気をきって、新玉ねぎ2個につき、ショウユ・酢・ゴマ油×各大さじ1をいれてあえる。
(お好みで、かつお節、ネギ、ゴマ、のり などを添えると、風味が増します。)
◆新玉ねぎ丸ごとスープ◆
生の玉ねぎが苦手なお子様にオススメ。
①500CCの水にコンソメ×1個、玉ねぎを丸ごといれ、
落し蓋をして中火で30分煮るだけ。
(ベーコンやニンジンをいれて一緒に煮込んでもOKです。)
(パセリや黒コショウなどで風味を整えると、更においしくなります。)
旬の時期にこそ味わえる甘い玉ねぎ。
玉ねぎの苦手のお子様方もおいしくいただけると思いますよ。
ちなみに購入の際には、表面にツヤがあり、ずっしりと重いものを選びましょう!