冷え性に効果抜群!ウルトラ蒸しショウガの作り方、レシピと保存方法。
最近話題のウルトラ蒸ししょうがをご存知でしょうか?
メディアなどで取り上げられているので名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。
冷え性に効果抜群のウルトラ蒸ししょうがの作り方、レシピと保存方法をご紹介します!
・そもそもウルトラ蒸ししょうがとは?
大元は中国の漢方で使われている見た目が黒っぽい、
乾姜(かんきょう)と呼ばれる乾燥生姜からきているもののようです。
普通の生姜よりも体を温める性能に優れているとのことです。
またウルトラ「蒸し」しょうがなので、
ただ乾燥させただけでなく、蒸すという1工程を加えています。
・効果は? 生の効果と対比
では何故乾燥生姜である必要があるのでしょうか?
実のところ生姜には、
体を冷やす効能と温める効能の2つが含まれています。
特に生の生姜には、
この体を冷やす方の成分「ジンゲロール」が多く含まれているのです。
このため体を温めるためには加熱や乾燥の処理を加えて、
このジンゲロールを、血行を促し体を温める成分である「ショウガオール」に変える必要があります。
このふたつの成分によって、全身をより温めることができます。
なので蒸し(加熱)て乾燥させるのです。
・ウルトラ蒸ししょうがの作り方
ウルトラ蒸ししょうがの名前の通り、蒸してから乾燥させる必要があります。
①まずはしょうがを表面の縞に沿って薄くスライスしたものを並べ、
蒸し器で30分ほど蒸します。
②蒸したものを乾燥させます。
期間は天日干しならまる1日、室内干しなら1週間程といったところでしょうか。
これで、カラカラに乾いた黒っぽい生姜、乾姜のできあがりですね。
蒸したことにより、ただ乾燥させただけのものよりも
ショウガオールとジンゲロールの量が増すため、
さらに体を効率よく体を温めることができます。
・摂取量
生姜は刺激物の一種でもありますので、とりすぎには注意しましょう。
消化器を傷めることもあります。
1日2、3g程で良いでしょう。
・保存方法
ジッパーのついたビニール袋や
ふたのついた容器など密閉できるものに入れておきましょう。
乾燥させているため数ヶ月は持ちます。
常温保存で大丈夫です。
・料理への使用法
味噌汁やたまごスープなど、
日々のメニューの中に簡単に取り入れることができます。
スープ系や鍋料理など、
温かい汁物の料理には一緒に入れて
煮込むだけで気軽に摂取することができます。
・その他の体を温める効果のある食材とその見分け方
生姜の他にも体を温める食材は多々存在します。
ネギ、にんにく、ごぼう、レンコン、にんじん、小豆などがそれにあたります。
逆に体を冷やす食材というものもあるのですが、
それらはどう見分けて使っていけば良いのでしょうか?
そのポイントはその食材の産地です。
一般に、
北国等寒い地方で取れるものは体をあたため、
逆に南国で取れるものなどには体を冷やす効果がある
と言われています。
つまり旬の食材を地産地消でいただくという
昔ながらの食生活は理にかなっていると言えますね!