夏の全国高校野球(甲子園)2014年の全試合抽選とは?組み合わせ抽選日はいつ?
甲子園での全国高校野球選手権大会といえば、夏の風物詩ですね!
2013年の夏の甲子園では1994年まで採用されていた「全試合抽選」が復活し、
さらに大会史上初めて準決勝の前(準々決勝の翌日)に休養日が設けられることとなりました。
今回は、全試合抽選の方法、組合せ抽選会の日程、選考時の特別枠などについてご紹介します。
・抽選会はいつどこで行われるの?全試合抽選とは?
2014年8月9日から開催される、
第96回全国高等学校野球選手権大会の組合せ抽選会は、
大阪フェスティバルホールで8月6日の午後4時から開催されます。
全国から49校が出場し、抽選にて対戦校を決定します。
抽選方法は1994年の第76回大会まで採用していた
「全試合抽選」方式が復活します。
第77回大会以降、一昨年まで採用していた
3回戦までの組み合わせを先に決める方式をやめ、
「全試合抽選」方式は抽選会では初戦の対戦相手のみを抽選で決定します。
そして2回戦以降の対戦校は試合ごとに勝ったチームの主将が
その場でくじを引いて、次の対戦日時を決めるという方式です。
・大会の日程は?場所は?甲子園は大阪にはない?
第95回全国高等学校野球選手権大会は
2014年8月9日から14日間行われます。
場所は兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場です。
甲子園の場所は、大阪ではなく兵庫なんですね。
キャッチフレーズは「野球が僕らを一つにする」。
キャッチフレーズコンクールで全国から応募を募った3774点の中から選ばれました。
・21世紀枠とは?いつから導入?内容は?どうやって選ぶの?
第73回大会から取り入れられた枠です。
部員不足などを克服するなど、他校の模範となったとみまされる学校が選出されます。
他校の模範となるという基準が抽象的なため、
名門大学への合格者が多いことや、ボランティア活動が活発なことなど
様々な推薦理由が上げられるため「選考基準が曖昧」などの声も聞かれます。
実際は強豪校や過去の優勝校の救済枠となるケースが多いようです。
・東北絆枠とは?いつから導入?内容は?どうやって選ぶの?
東北絆枠は、記念大会の特別枠として
第85回記念大会に限定枠として設けられました。
東北の復興支援などを視野にいれ、
野球の実力以外の部分も評価されるというものです。
地域とのつながりなどが評価・選出の対象となります。
・他に特別な枠はあるか?
その他、11月の明治神宮大会の優勝校の所属地域に通常枠が1枠増やされる「明治神宮枠」などの特別枠があります。
特別枠からの出場で上位に食い込んだ例としては、
2001年に地域貢献を理由に21世紀枠で選出された
沖縄県の宜野座高校がベスト4入り。
2007年には明治神宮大会枠で選出された高知県の室戸高校が
ベスト8入りしています。
出高校の選手のみなさんは、
チャンスを活かして実力を十分に発揮して試合に臨んで欲しいものですね。