LCCとはどんな意味?航空会社の種類と安さの理由は?ジャットスター、ピーチ、エアアジアの比較!
飛行機の運賃は高い!旅行を計画しても、飛行機の運賃の高さにはいつもうならされるばかりです。
しかし、最近では格安航空会社が運航されるようになって、破格の運賃でお手軽に旅行することが可能になりました。
とはいえ、「飛行機=高い」と思ってきた私などは、本当に大丈夫なの?と不安になってしまいます。
ここでは、LCCの安さの秘密や、大手航空会社との値段比較、LCCのメリット、デメリットについてご紹介します。
◆LCCとは?~安さの秘密~
LCCとは、ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略で、
格安航空会社という意味です。
座席数を増やし多くの乗客を乗せたり、
機内サービスの有料化や簡素化をはかったり、
大手航空会社に比べて著しい低価格を実現しています。
特に、2012年には
「ピーチ・アビエーション」
「ジェットスター・ジャパン」
「エアアジア・ジャパン」
の3社が運航を開始したり、
関西空港と那覇空港にLCCターミナルがオープンするなど、
「LCC元年」とよばれる年となりました。
◆LCCの安さ~大手よりどれくらい安い?~
LCCの特徴といえば、航空券の安さですが、実際にどれくらい安いのでしょう?
例えば、
・ジェットスターでは「名古屋~東京3,690円~」
・ピーチでは「大阪~福岡3,780円~」
・エアアジアでは「名古屋~札幌3,280円~」「名古屋~福岡3,280円~」
となんと、3,000円代~の販売が多々みられ、国内であればどこでも5,000円代~販売されています。
ちなみに、大手では「名古屋~東京18,400円」で、
最もお得になる「旅割55(55日以前の予約)」でも「9,800円」という価格で、
LCCと比べると2~5倍も値段が違ってきます。
ただ、LCCの運賃は空席数に連動して変化するので、
その値段で必ず買えるとは限りません。
大体2ヶ月前であればその便に表示している最低運賃で購入できますが、
それ以降になると、人気のある便から高くなっていき平日よりも週末便は高くなります。
また、各種サービス料が含まれていないので、
手荷物を預けるのに2,000円程度がかかったり、
座席指定に500~1,000円程度かかったり、飲食物なども有料です。
とはいえ、それでも運賃は大手航空会社より安く購入できることは間違いありません。
◆LCCのメリット・デメリット
《メリット》・とにかく安い
《デメリット》
・基本キャンセル不可、払い戻しされない
・座席が狭く窮屈感がある
・座席指定は基本できない(有償で可能な場合もある)
・遅延することがしばしばある
・遅延した場合の乗り継ぎ便の保障はない
・スタッフが少ない
・機内サービスは基本有料(食事、飲み物、毛布など)
基本「安さ」が売りのLCCだけあって、デメリット部分が目立ちますが、
群を抜いた安さはやはり魅力です。
日程や時間に余裕があって、
少量の荷物でお手軽に旅行する方にはおススメといえるのではないでしょうか?
◆LCC各社の特徴
《ジェットスタージャパン》
標準的な印象。
Webサイトは比較的明瞭で、サービスもまあまあ。
シートピッチは、シートポケットが上部にあるので、
他のLCCよりはゆったり感がある。
機内に、アルコール以外の飲食物を持込めるのは嬉しいところ。
《ピーチ・アビエーション》
Webサイトは見やすくシンプルで使いやすい。
機内食が充実していて、特製ピーチデニッシュや
フルーツサンドなど女性客の心をつかむメニューも多彩。
最終便では、割引価格での提供もある。
《エアアジア・ジャパン》
Webサイトは分かりづらく、初心者には難しい。
時間へのこだわりやスタッフのサービスも高い。
また、機内食の事前予約が可能で、事前予約だと割引もある。
また、それぞれが随時行っている割引キャンペーンも様々ですので、
その時の価格とも検討して選ぶといいでしょう。
初心者の方や、あまり安いと不安という方は、LCCではありませんが、
比較的低価格でサービスも安心な航空会社「スカイマーク」を利用するのもいいかもしれません!