どくだみ茶は肌荒れニキビに効果あり!副作用は?妊娠中は飲んでも大丈夫?
便秘、肌荒れに悩む女性ならどくだみ茶を飲んだことのある人も多いかもしれません。
実はどくだみには他にもたくさんの効能があります。
気になる副作用、妊娠中の方への影響についてもまとめました。
・どくだみってどんな物?
どくだみはドクダミ属ドクダミ科の多年草です。
花のように見える白い4枚の部分は、
花弁(はなびら)ではなく総苞(そうほう)というものです。
道端などに自生しており、強い臭気を持っていますが、
加熱することで臭気は和らぐため食用に使用されることもあります。
・漢方にも使われている
漢方ではどくだみは十薬(10の働きのある薬草)として重宝されています。
主に解熱剤として用いられていますが、
利尿作用、動脈硬化の予防、抗菌作用などもあり、
また湿疹やかぶれに生薬をすりつぶしたものを貼り付けるなどの使い方もできます。
・その他の用途
独特の匂いを虫が嫌うため、
シロアリの予防や防腐剤などに使われていることもあるようです。
お風呂にいれたり、煎じてお茶にして飲むことでも多くの効能を得られます。
・どくだみ茶の原料、作り方は?
原料は、とってきたどくだみのみです。
6~7月の開花期に地上から上に出ている部分を刈り取りましょう。
あとはどくだみを水洗いし、干して乾燥させたものを小さく切って
沸騰したお湯に入れてしっかりと煮出せばできあがりです。
また乾燥させたものを弱火で炒る(焙煎する)ひと手間をかけると
さらに甘味のあるマイルドな味になります。
茶葉は密閉容器に入れて保存しましょう。
・どんな効果があるか?
どくだみ茶には便秘・肌荒れ・ニキビ・高血圧・冷え性などの
改善効果あると言われています。
利尿作用があり、血行をよくする効果もあるのでむくみや肩こりにもいいとされています。
カフェインが入っていないので妊婦の方などでも継続して飲むことができます。
・どんな人は飲まない方がいいいか
基本的にはどんな人でも飲んでいいものですが、
たとえばお腹を壊しやすい人や頻尿の人などは、
あまり効果が出ると大変なので控えたほうがいいかもしれません。
・副作用はどんなものか
どくだみは自然のものなので、副作用という程の副作用はありません。
ただ、便通がよくなる効果があるどくだみ茶を飲み過ぎると
お腹が緩くなったり痛くなることもありますので注意が必要です。
過剰に摂取しすぎなければ特に危険なことはありません。
多くの効能をもつ自然由来のどくだみ茶で、健康な体を目指しましょう。