妊娠中の体調管理。インフルエンザ・風邪対策にはR-1ヨーグルトがお勧めです。
妊娠が分かったら、まず、今の生活を見直しましょう!
妊娠の週数は、最後月経を0週として考えるので、「あれ?妊娠したかな?」と思う頃には、すでに、妊娠4~5週に突入していることになります。
しかも、妊娠4週~15週は、胎児にとって最も大事な時期と言われています。
妊娠初期は、胎児の身体の重要な器官や、
へその緒、胎盤が形成される期間で、
かつ、流産の危険性が高い時期です。
また、その中でも、特に4週~7週の期間は、
心臓、脳、脊髄、目や耳の神経、手足など、
胎児の重要な部分が形成される期間になりますので、
早速の注意が必要なのです。
◆風邪・インフルエンザ対策
風邪予防は、栄養と睡眠、規則正しい生活が基本なのですが、
私の秘密兵器は、「R-1ヨーグルト」です。
このヨーグルトに含まれている1073R-1乳酸菌が、
免疫力を高めてくれるので風邪をひきにくくなり、
インフルエンザに対しても感染防御効果をもつと報告されています。
もちろん、インフルエンザについては、
妊婦さんは予防接種を行いましょう。
最寄の病院でもいいですが、
産婦人科でも接種することができますので検診時に申し込みましょう!
◆アルコール・タバコ
本当は、妊娠を考え始めた頃から止めておくべきですが、
妊娠が分かったらアルコールとタバコは早速やめましょう。
アルコールは現在、どのくらいの量なら大丈夫という目安は
まだ分かっていませんが、大量飲酒や習慣的な飲酒は、
胎児アルコール症候群を引き起こします。
胎児アルコール症候群は、学習障害、注意力低下、判断力低下につながります。
タバコは、ニコチンが血管を収縮させて、
胎盤に運ばれる酸素や栄養分を妨げるので、
赤ちゃんの成長が妨げられ、低体重、知能や発達の遅れにつながるばかりか、
流産、早産の危険を高めます。
もちろん、受動喫煙も危険ですので、家族や周囲の人にも協力してもらいましょう。
◆薬
妊娠中は薬をのんじゃいけない!とはよく言われますが、実のところ、薬局で市販されているような薬には、
胎児に影響を及ぼすような危険なものはほぼありません。
ただ、ビタミンAの過剰摂取で奇形発生の可能性が上がるなど、
やっぱり飲まないにこしたことはありません。
もし、何か薬を服用する場合は、産婦人科で処方してもらうようにしましょう。
◆生活習慣
基本的には規則正しい生活を心がけることです。
妊娠すると、疲れやすくなったり、身体がだるくなったりします。
また、風邪などをひかないためにも、
睡眠をしっかりとって、バランスの良い食事を毎日三食とり、
規則正しく生活をすることが大切です。
ただ、早い人ならば、4週頃からツワリの症状が出てきますので、
食べられるものを食べられる時に摂取して下さい。
この頃の赤ちゃんへの栄養は優先的にまわるので、
食べられるものが限られていても大丈夫です。
妊娠が分かったばかりで、
なかなか心が身体についていかない時期かもしれませんが、
お腹の中では胎児が急激な成長をとげています。
胎児のためにはもちろんですが、
自分の身体を大切にしてあげるためにも、
アルコール、タバコをやめて、徐々に規則正しい生活を整えましょう!