冬瓜の栄養と効能とは?旬はいつ?レシピは煮物がオススメです!
冬瓜は冬の瓜と書いて「とうがん」と読みます。
なので冬の野菜と思われがちですが、
実は旬は6月から9月までという、夏の野菜です。
原産地はインドや東南アジアの熱帯地域が原産です。
冬瓜という名前の由来ですが、夏に収穫したものが
冬まで持つことから冬瓜となったらしいのですが、実際そこまでは持ちません。
あっさりとした食感ですからやはり夏に味わいたい野菜といえます。
冬瓜の生産地はどこが有名?
冬瓜を生産しているところは日本国内に広く分布しています。
最も多く生産しているのは沖縄県で、
次いで愛知県、岡山県、神奈川県、鹿児島県と続きます。
10位以内を見ても一番北が茨城県ですので、
冬瓜のほとんどが関東より南で作られていることがわかります。
冬瓜の栄養素と効能
<冬瓜に含まれる栄養素>
カリウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC
<冬瓜の効能>
・利尿作用
尿の量が増えることにより、腎臓の強化や腎臓の炎症を抑えます。
・ビタミンCやカリウムを含んでいるのでナトリウムを排出しやすく、
浮腫みや腎臓病の方に効果があります。
・血圧や血糖値を下げる効果
・ダイエット効果
冬瓜に含まれるタルトロン酸は、
炭水化物が体内で脂肪に変わるのを抑える効果あがります。
・美肌効果
ビタミンCで肌の健康維持。
冬瓜のワタは天然の化粧水にもなります。
・体を冷やす効果
夏の暑さで暴走気味の新陳代謝を抑えてくれます。
冬瓜の食べ方
冬瓜は必ず下茹でしましょう。
冬瓜の臭みやアクを取り除くための大事な作業ですから忘れずに!
食べ方はいろいろありますが、
主に煮物やスープ、炒め物、蒸し物などに使います。
煮物にするとトロッとした口どけの良い食感で美味しいですね!
煮物にする場合は大根などと同じで水から茹ではじめます。
おすすめの冬瓜レシピ
<冬瓜と梅かつおのサラダ>(http://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe.html?numb=00002668 より引用)
◆材料(2人分)
冬瓜 150g
わかめ 40g
梅干し 大きめのもの1個
かつお節 適量
ポン酢しょうゆ 大さじ2
◆作り方
① 冬瓜は種とわたを取って皮をむき、5ミリ程度の食べやすい大きさに切る。
固めにゆでてザルに取って冷まし、わかめは食べやすい大きさに切ります。
② 梅干しは種を除いて包丁のミネでたたき、ポン酢しょうゆと混ぜる。
①を加えて器に盛り、かつお節をかける。
調理時間も10分程度であっさり、
さっぱりとした1品が出来上がります。
暑い時期にもう1品欲しい時にピッタリな時短レシピです!
「冬瓜と鶏そぼろの煮物」も冬瓜の定番レシピですね♪
冬瓜の選び方と保存方法
<冬瓜の選び方>冬瓜は丸のままやカットされた状態で売られています。
丸のままの場合は表面に傷のないもの、
緑色が鮮やかで濃いものを選びましょう。
また、持った時に重いこともポイントです。
カットされた冬瓜は切り口がみずみずしくて真っ白なもの。
種の周りまでしっかりと実が詰まっているものを選びましょう。
<冬瓜の保存方法>
丸のままの冬瓜は風通しのよい冷暗所に置いておきます。
カットされた冬瓜は買ってきたら種とワタを取り除き、ラップで包んで冷蔵庫へ。
痛みやすいので早めに食べ切って下さい。