祇園祭2013宵山の日程と歴史。交通規制の時間と場所は?
今年も祇園祭りの季節がやってきました。
千百年の伝統ある八坂神社の祭礼は、毎年7月1日~7月31日までの1ヶ月間に渡り行われます。
その中でも宵山(よいやま)は山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、祇園囃子の音と共に祭りを盛り上げる一大イベントです。
毎年たくさんの人々が訪れる祇園祭の歴史、日程や見どころ、交通規制の情報をご紹介します。
●祇園祭とは
祇園祭りは、千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。毎年7月1日の「吉符入り」から31日の疫神社「夏越祓」まで
1カ月に渡り様々な神事が執り行われます。
この祇園祭の始まりは貞観11年(869年)、
京の都をはじめ日本各地に疫病が流行した時、
平安京の神泉苑に66本の鉾を立てて祇園の神を祭り、
疫病退散を祈願した祇園御霊会(ごりょうえ)が始まりです。
32基の山鉾のうち29基が、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
●日程
7月1日(月)~7月31日(水)
場所八坂神社
●交通アクセス
京都市東山区祇園町北側625番地アクセス206系統市バス「祇園」下車すぐ
お問い合わせTEL 075-752-0227(京都市観光協会)
TEL 075-561-6155(八坂神社)
●宵山の日程
7月14日(日)~7月16日(火)
●祇園祭2013の見どころ
<宵山>7月14日(日)~7月16日(火)
32基の山鉾に吊られた駒形提灯に灯が入り、
祇園囃子とともに祭りを盛り上げます。
<神幸祭>
7月17日(水)
時間:18時~
場所:八坂神社→石段下→四条御旅所
神幸祭に行われる《三社そろい踏み》は、
出発前に八坂神社の正門前に集まった三つの神輿の担ぎ手が
八坂神社の氏子たちの各町内を練り歩くもの。
祇園の西門前に集まった時に神輿を高く差し上げる《差し上げ》と、
時計回りに回転させる《差し回し》などの技を披露します。
<山鉾巡行>
7月17日(水)
時間:9時~
場所:各町内(中京区一帯)
巡航経路:四条烏丸~四条河原町~市役所~烏丸御池~新町御池
祇園祭の最大の見どころである山鉾巡行は
四条烏丸を長刀鉾を先頭にスタートし、約2時間かけて市中心部を巡行します。
<還幸祭>
7月24日(水)
時間:17時~23時
場所:四条御旅所→八坂神社
午後5時頃四条御旅所を三基の神輿が出発し、市中を巡った後八坂神社に戻ります。
その後御供社にて祭典を行い、御神霊を本社へ還します。
※17日の神幸祭と24日の還幸祭には
約1500人の担ぎ手が集まり、盛り上がりを見せます。
●交通規制の時間と場所
時間歩行者天国:18~23時(予定)14日:四条通の河原町~堀川間
15日・16日:四条通の八坂神社~堀川間場所各町内(中京区一帯)