ゴーヤの育て方!緑のカーテンをネットで作る方法を動画で解説!
地球温暖化や省エネで夏が来るたびに注目されている緑のカーテン(グリーンカーテン)。
ここ数年の間でよく目にするようになりましたね。
この緑のカーテンは、遮光効果や冷却効果の他、電気代の節約も出来て一石三鳥!
ゴーヤはこのグリーンカーテンに最適な植物です。
今回はプランターを使わずに袋のまま育てる簡単な緑のカーテンの作り方をステップを踏んで紹介していきます。
今年はあなたの家でもグリーンカーテンで省エネ&ゴーヤ三昧の生活を送りませんか?
●ゴーヤはどんな栄養がある?
ゴーヤにはビタミンCが約76mg含まれていますが、
これはキュウリやトマトの5倍以上。
なんとキウイ(約69mg)より多いんです。
ビタミンCは加熱することによって壊れやすくなるのですが、
ゴーヤのビタミンCは炒めても壊れにくいのが特徴です。
ビタミンCは風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
さらにゴーヤのあの苦み。
ゴーヤ独特の苦み成分をモモルデシンといいます。
このモモルデシンには胃や腸の粘膜の保護や食欲を増進させる効果があります。
更に神経を刺激して気分をシャキッとさせる効果もあるのだとか。
まさに夏のための野菜といえそうですね。
●ゴーヤの栽培に必要なもの
ゴーヤは害虫に比較的強い植物のため栽培の難易度も低く、準備するものも少なくてすみます。
1,緑のカーテン用ネット
2,ゴーヤの土 「ゴーヤDEゴーヤ」
3,ゴーヤの肥料 「ゴーヤDEゴーヤ 肥料」
4,すのこ
5,ゴーヤの苗
これだけあればゴーヤを使った緑カーテンづくりはokです!
●ゴーヤの植え付け方法(袋のままで植え付ける方法)
① 緑のカーテンを作るネットを用意し、ゴーヤの土の袋をすのこの上に置く。※直に置いてしまうと袋の内部が熱くなり、苗の根を痛めてしまいます。
② 袋を裏返して先のとがったドライバーやハサミなどで穴をあける。
※袋に記載されている「星印」を目印にしましょう。
③ 表に戻して点線に沿って袋をハサミで切る。(少し大きめでもok)
④ 切ったところを広げ、植穴を軽く掘る。
⑤ ポットから苗を取り出し、植え付ける。(深植えにならないよう注意)
⑥ 植え付けたらネットの近くへ袋を寄せて置く。
⑦ 袋の底から水が出るほどたっぷりと水をあげる。
(時間をかけてゆっくり丁寧に)
⑧ ゴーヤの肥料を1ヶ月後に一握り、さらに1ヶ月後に一握り加えると
たくさんの実をつけることができます。
以下の動画で詳しく解説されているので御覧ください。
●ゴーヤを栽培するときのポイント
緑のカーテンとして注目されているゴーヤですが、
しっかりとツルを這わせたカーテンにするためには絶対にしなければいけないことがあります。
それが「摘心(てきしん)」です。
摘心とは親づるを摘むこと。
こうすると子づるがたくさん出てきてよく伸びるのです。
せっかく出てきたツルを摘んでしまうのはもったいないですが、
これもたくさんツルを這わせてたくさんの葉と、ゴーヤを収穫するため。
しっかり摘心しましょう!
※摘心はゴーヤの苗に本葉がついたら、
5枚前後のところで切ってしまうことです。
●ゴーヤの病気
ゴーヤのかかりやすい病気には次のようなものがあります。<うどんこ病>
葉の表面が白い粉状のもので覆われます。
<炭そ病>
葉、茎、果実などに、灰褐色~黒褐色の、
ややくぼんだ円形などの病斑が現れます。
<べと病>
葉の表面に葉脈で区切られた黄色い病斑が現れ、
その裏に灰色のカビが発生します。
<つる枯れ病>
地際が灰色になり、小さい黒い粒が多数発生します。
葉には褐色の大きな斑点が現れます。
<つる割れ病>
地際に水がしみたような斑点が現れ、
割れ目やくびれ、ヤニが出ることもあります。
ゴーヤは比較的病気に強いためそれほど心配はいりませんが、
もしこれらの症状を見つけたときには早めに対処してください。
では、ゴーヤで素敵な緑のカーテンを作って下さいね♪