寒暖アレルギーの症状とは?治療法と対策法は?

季節の変わり目などの日によって温度差が激しい時期などに、前日は暑かったのに次の日急に寒くなったりすると、鼻水などが止まらなくなることはありませんか?

急な温度変化で風邪をひいてしまったのかな?天気によって花粉の量が違うのかな?

そんな風に思っているあなた、それは実は「寒暖差アレルギー」かもしれません。

 



 

・寒暖アレルギーの症状は?何が原因でなるの?

 

寒暖差アレルギーの主な症状には

 

・鼻水、鼻づまり

・せき、くしゃみ

・頭痛

・食欲不振

・疲れやすい

・イライラする

 

などがあります。

 

一見風邪や花粉症の症状にも似ているのですが、

寒暖差アレルギーは、急な温度差によって

鼻の粘膜の自律神経に異常をきたすことが原因となっています。

 

一般に人の自律神経が適応できる温度差は7度程度と言われており、

それ以上になるとうまく適応できなくなり

何らかの異常や体調不良などが置きやすいのです。

 

症状だけでは風邪や花粉症との違いがわかりにくいですが、

目の炎症(充血、かゆみ)がなく、

鼻水の色が透明(風邪の場合は黄色い鼻水が出たりする)だったら

寒暖差アレルギーだと見分けることができます。

 

・寒暖アレルギー抱えている人はどれくらいいるの?

 

花粉症などの症状ににているため

寒暖アレルギーの症状に気づかず

病院で診断などを受けていない人も多いため、

はっきりとした患者数はわかっていません。

 

また寒暖アレルギーという言葉自体

最近使われることが多くなってきた名称のため、

知らない方も多いかもしれませんね。

 

今年は特に日によって寒暖差が激しいため、

例年よりも2~3割ほど診断を受けに来る人は増えているとのことです。

 

・寒暖アレルギー対策法とは?

 

温度の差が原因で起きるアレルギーですので、

なるべく温度差をなくすことが大事です。

 

・マスクで鼻と口をしっかりと多い外気による温度差を縮めるようにする

 

・外に出るときはマフラーや手袋などで外気に触れる部分はしっかりと守る

 

・季節に合わせた服装や、こまめに着たり脱いだりすることで

適切な温度調整ができるようにする

 

・入浴時は急に熱い湯に入ったりせずぬるめのお風呂にゆっくりと浸かる

 

・スパイスを使った食事などで血行促進を促す

 

といった工夫が必要です。

 

普段の生活で気をつけて行えることが殆どですので、

思い当たる症状のある方は是非意識してみてくださいね。

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