しそジュースの作り方と効能。クエン酸の効果とは?
毎日暑い日が続きますね。
こう暑いと食欲がなくなったり夏バテが心配になりますが、
暑さを乗り切るためにしそジュースはいかがでしょうか。
しそジュースは作っておけば子供からお年寄りまで
家族みんなで手軽に飲めます。
今回は夏の暑さ対策に、疲労回復に効果抜群の、
しそジュースの効能と作り方・保存方法、クエン酸の効果をご紹介します!
しその栄養素と効能
しそにはβ-カロチン、ビタミンB2、ビタミンC、
カルシウム、鉄、カリウム、食物繊維などの栄養素が含まれています。
β-カロチンは体内でビタミンAに変わるもので、
野菜の中ではトップクラスの含有量(100gあたり8700μg)です。
ビタミンAは皮膚や粘膜を丈夫にし、免疫力を強化してくれます。
さらにβ-カロチンには活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用があり、
がん等の予防にも効果があります。
カリウムはナトリウム(塩分)を排出することによる
むくみや高血圧の予防の働きがあります。
また、ビタミンB2は皮膚や髪を健康に保つ効果、
ビタミンCは強い抗酸化作用と免疫力の強化、美肌効果などがあります。
しそ特有の香りはペリルアルデヒドという成分で、
胃液の分泌を促進して食欲を増進させるほか、健胃作用もあります。
また、強い防腐作用を持ち、食中毒の予防にも役立ちます。
しそジュースの作り方
<材料>
赤シソの葉 400g
グラニュー糖 700~800g
クエン酸 約25g
水 2L
<作り方>
1, 赤しその葉っぱを水でよく洗い、水けを切る。
2, 沸騰したお湯約2Lの中に赤シソを入れ5分間煮たあと、ザルで漉す。
この時赤しそを菜箸等でギュッと押さえてよく赤しそのエキスを出す。
更に布巾などでもう一度漉す。
3, 漉したしそエキスの中にクエン酸とグラニュー糖を入れてよく混ぜ、
室温と同じくらいの温度になるまで冷ます。
これで赤しそジュースの原液の出来上がり。
4, 赤しそジュースの原液ができたら煮沸消毒をした瓶に詰める。
できあがったしそジュースの原液を
水や炭酸水などで割って飲みましょう♪
赤シソジュース、思ったより簡単に作れるんですね!
炭酸で割ると爽やかで美味しそう。
家の庭に赤しそのない人はスーパーで購入しましょう。
クエン酸の効果
ところで赤しそジュースを作るときに入れるクエン酸、よく聞く名前ですが、このクエン酸にはどんな効果があるのでしょうか。
クエン酸の効果でよく知られているのは疲労回復効果ですね。
クエン酸は筋肉疲労などで蓄積された乳酸や
余分な脂肪分を燃焼させてエネルギーにするため、
疲労回復効果が高まるのです。
その他にも肩こりや筋肉痛、肝臓病などの
予防・改善効果も期待できます。
また、脳の神経疲労も和らげるので、
認知症の予防にも効果があるといわれています。
保存方法、賞味期限はどれくらい?
せっかく作ったしそジュース、
きちんと保存して美味しく飲みたいですね。
特別冷蔵庫などに入れる必要はなく、常温で約1年間は持ちます。
保存方法はビン詰めがお勧めですが、よく洗ったペットボトル
(できれば焼酎などが入っていたものの方がいいみたいです)でも可。
美味しく飲んで、夏の暑さを吹き飛ばしましょう!